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ジュウザφ ★:2007/06/11(月) 18:18:54 ID:???
兵務庁は来年から、現役の兵士を除いた徴兵対象者らがボランティア活動に参加することで、
兵役の義務を果たしたと見なす「社会服務制度」を導入し、その対象者の活動期間は活動内容
によって20カ月から24カ月とする案を検討していることが分かった。「社会服務制度」の
適用者は来年に3万5000人、2011年に6万4000人、20年に13万7000人と、段階的に拡大していく計画だ。
政府関係者は10日、「“社会服務制度”の対象者の活動期間は、現役兵士(現在は24カ月、
2014年から18カ月に短縮予定)よりも長くし、24カ月を上限として、活動内容によって期間を
短くする案を検討している」と述べた。政府の案によると、活動内容によって「上級」「中級」「下級」
の3つのクラスに分けるか、「忌避分野(人々が嫌がる仕事)」「高度」「中等」「軽度」「単純補助」
の5つのクラスに分けることが検討されているという。
3つのクラスに分けた場合、重度の障害者の介護(上級)は20カ月、1人暮らしの老人の外出補助
(中級)は22カ月、社会福祉会館でのボランティア活動や監視・警備・周辺環境の整備などといった
単純な補助業務(下級)は24カ月の間活動することになるとみられる。また、5つのクラスに分けた
場合は、「忌避分野」は20カ月、「高度」は21カ月、「中等」は22カ月、「軽度」は23カ月、
「単純補助」は24カ月となる見込みだ。
また、「社会服務制度」の対象者が活動地域を無断で離れるなど、まじめに活動しない場合は、
制度の適用を取り消し、軍隊に入隊させるとともに、その対象者が活動していた機関に対しても
活動機関としての指定を取り消すという案も検討されているという。このほか、1つの機関で
1年以上活動した後、別の機関で活動させるようにする制度を導入する可能性もある、と
消息筋は話している。だが一部では、「対象者が楽な所で活動したり、多少大変でも期間が
短い所で活動できるように、担当者に金品を渡すといった不正行為が行われる可能性がある」
という懸念の声も出ている。
ユ・ヨンウォン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
http://www.chosunonline.com/article/20070611000062