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シガテラな本屋さんφ ★:2007/06/08(金) 11:45:42 ID:???0
2006年の県内の自殺者数は前年より87人少ない440人だったことが6日、県が発表した06年県人口動態統計(概数)
でわかった。自殺者数が500人を下回ったのは5年ぶり。自殺率(人口10万人に対する自殺者の割合)も前年比5・8ポイント
減の31・0となり、都道府県別では、前年までの4年連続46位(ワースト2位)から、42位(ワースト6位)に浮上した。
県健康福祉部の成田正行次長は、「県と市町村が一体となった取り組みがいい影響につながったのではないか」と話した。しか
し、自殺を巡る状況は依然、深刻であり、県障害福祉課などは今後も、相談態勢の拡充など自殺対策事業の強化を図る方針だ。
このほか、同統計によると、06年に生まれた子供の数(出生数)は1万556人で、前年より32人増えた。出生数が前年比
で増えたのは12年ぶり。これに伴い、合計特殊出生率(1人の女性が15~49歳の間に産む子供の数の平均)も前年比0・0
2ポイント上昇して1・31となった。ただ、全国平均の1・32を0・01ポイント下回った。
一方、06年の死亡数は前年比150人少ない1万4732人で、出生数を4176人上回った。
新生児死亡率(出生数1000人に対する生後28日未満に死亡した数)は2・1で、全国平均
の1・3を大きく上回って全国ワースト2位だった。生後1年未満の乳児の死亡率は3・0(全国
平均2・6)で、ワースト6位。また、周産期(妊娠22週―生後7日未満)の死亡率は6・4(
全国平均4・6)で、ワースト2位だった。出生を巡る指標の水準の低さが目立つ。
県内では近年、産科医の不足が顕著で、産科を休止する自治体病院などが相次いでいる。成田次
長は、周産期死亡率などの高さと産科医不足との関連について、「要素の一つとは思うが、調べて
みないとわからない」と述べるにとどめた。
2007年6月7日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news002.htm